プロジェクト

2014/06/07 更新

被災地初のトレーラーハウス型宿泊村の運営に携わる!仕組み改善提案プロジェクト|女川町復興連絡協議会

津波により建物が流され、多大な被害が出た女川町。その町で、移動可能な「トレーラーハウス」を使った新たな取り組みに参画!立ち上げ期のスタッフとしてより良い環境づくりに挑戦します!

■プロジェクト概要

女川復興連絡協議会は、被災後に、事業の再建や新規事業にチャレンジする地元の経営者の方のサポートを担っている団体です。新しいまちづくりを行うにあたり、地域の住民が自らの力で立ち上がり、事業を行っていけるよう、立ち上げから継続的な運営の部分まで支援しています。

今回のインターンシップは、そんな女川復興連絡協議会の支援先の一つである、被災地初のトレーラー宿泊村「El faro(エル ファロ)」のスタッフの一員として、仕組みづくりのお手伝いを行います。

■活動地域

宮城県女川町

■スタッフに期待する成果と業務内容

今回インターン生に期待する事は下記の二つです。
①トレーラーハウス全体を見回し、より良い環境を作る事。

特に働いているスタッフの方の「もっとこうしたら良いのに!」「こんなものがあったら良いのに!」「●●にチャレンジしてみたい!」という想い。そんな想いを拾い上げ、実現に向けて企画・行動し、働いている方の想いが反映されるような環境づくりのお手伝いをする事。

②スタッフが全員参加する全体ミーティングの企画運営

日々、忙しく働いている方ばかりの職場では、全員が顔を合わせてお互いの意見を聞いたり、話したりする機会が中々ありません。そこで月一回、全員参加の場を設けようとしています。2月頭に実施する第一回を皮切りに、3月頭には第二回を実施予定です。インターン生にはこの第二回の場の運営を全てお任せします。
第一回の様子をヒアリングし、参加した方からの意見を元に、更に皆が参加したくなる、そんな場の企画運営を担って頂きます。

【Step1】まずは徹底的に「El faro(エル ファロ)」について知る!
・業務のお手伝いを通して、現場のリアルな状況を体感してください。お客様のお出迎えから予約の管理、お食事の配膳や掃除など、スタッフの方が日常業務として行っている全ての業務を覚え、いち早く「El faro(エル ファロ)」の戦力として、現場のスタッフの方からの信頼を得てください。
・業務のお手伝いを通して、改善点などをピックアップ。自分が感じたものだけではなく、これまで携わって来たスタッフの方の「もっとこうしたら良いのに」「こんな事やってみたい!」という想いを聞き出し、自分なりのシートにまとめてください。たくさんの方の意見を聞き、皆が気持ちよく働ける環境づくりや、アイディアを実現出来る下地づくり・準備を行います。

・また、全体ミーティングに向けて、第一回の様子をスタッフの方からヒアリング。参加者が次に期待するものをまとめます。この際、理事長や現場のスタッフなど、多くの立場の方から率直な感想をもらい、全員が全体ミーティングを楽しみになるような第二回を企画します。

【Step2】実施に向けて行動する!
・ヒアリングによってまとめたシートを、理事長やスタッフの方にも見て頂きながら、自分なりの行動で改善出来るポイントを探します。スタッフの方とも相談しながら、実行に向けて動きます。
・また3月頭に行う全体ミーティングの運営について具体的な企画の準備を進めます。

【Step3】実行を振り返る。
・改善したポイントが実際に良い方向に働いているか、更に良く出来るポイントは無いか、などを振り返ります。また他の改善点がみえてきた場合は、どんどんチャレンジしてみてください。
・実施した全体ミーティングを振り返り、第三回はどのような形が良いか、スタッフの方へインタビューを実施。皆で良い場を作っていけるよう、インターン生ならではの行動力で意見をまとめてください。

■歓迎する人材

・人の話を聞くのが好きな方
・多くの人が恊働して働く場で動くのが好きな方
・企画、運営にむけて主体的に行動出来る方

■活動期間と人数

1-2名。

■団体名

女川町復興連絡協議会

■関連URL

http://elfaro365.com/index.php

代表者紹介

小松 洋介 (女川町復興連絡協議会 戦略室)

宮城県 仙台市出身、30歳。2005年4月に新卒で(株)リクルートに入社。
ブライダルカンパニーに配属され、法人営業を担当。集客のための広告の提案だけではなく、事業理念や事業ビジョンの設定や商品開発、接客改善など経営に踏み込んだ提案や講習会を実施。仙台で3年間営業マン時代を過ごし、4年目に青森拠点長、6年目に札幌チームリーダーを歴任。東日本大震災を機に、ボランティアに関わり、地元宮城に戻ることを決意。2011年9月、(株)リクルートを退職。
退職後3ヶ月間、被災地の自治体、商工会、商工会議所、観光協会などを廻りヒアリングを続け、今後、被災地に必要な支援を模索。
被災地に必要な長期的な支援は「産業の復興」と導きだし、その進捗に奮闘している女川町と出会い、女川町復興連絡協議会 戦略室へ入室。被災地では唯一と言われている、地元の民間団体による復興計画の制作に関わる。現在、戦略室長と二人三脚で復興計画に基づいた、事業者の再建や新規事業の立ち上げに奮闘中。11月には戦略室を法人化予定。

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