プロジェクト
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2014/06/07 更新 |
気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会(株式会社丸光製麺)
ボランティアマネジメント・イベント企画を通じて100人のサポーターを獲得する!
■プロジェクト概要
気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会は、行政やNPO・ NGOから支援対象として注目されなかった在宅被災者、みなし仮設被災者を対象に「 傾聴活動」を続ける団体です。東日本大震災後に、 自らも被災しながらも同じ境遇の被災者同士が協力しあい、 在宅被災者向けの物資支援を行った事がきっかけで結成されました。
聖敬会では、在宅被災者宅を訪問し、「傾聴」 を通じて中々表面には現れにくい被災者の要望を行政や他のNPO・ ボランティア団体へ伝えるつなぎ役となることで被災者の方の課題解決のお手伝いをしています。
例えば、「子供を預かってほしい」という要望が出て来たら、 児童館の閉
館日である日曜日を使って「日曜児童館」を実施、 学びと遊びを通じたワークショックを開催したり、学習支援なども行っています。
また、次の職場を見つけられずにいるお母さんたちの「 仕事づくり」として、「気仙沼ミサンガプロジェクト」を開始しました。 材料費以外の売り上げ(約82%) が製作者であるお母さんたちにきちんと届く事で、更にその売り上げの中から材料費を捻出し、 次の製作に取りかかる事が出来る、という風に、「自分の力で立ち上がり復興するお手伝い」 に取り組んでいます。
このように、 行政や他団体で解決が困難な問題を独自で仕組み化する事で被災者自らが一日も早く、 自分の力で前を向いて歩き出すための活動を実施しています。
【主な活動内容】
○在宅被災者訪問傾聴活動
○物資配布・支援申込会
○応急仮設住宅を含む地域構築プロジェクト
○売上アップ支援プロジェクト
○日曜児童館
○気仙沼ミサンガプロジェクト
▲聖敬会では、 気仙沼市民の全てが被災者だと考え活動しています。被災者皆さんのの声を聞くことにより、多くの方に『 前に進むお手伝い』ができればと思っています。また、子供を支援するということは、 育てる親の支援、そして親の仕事の支援だと考えます。聖敬会は、 気仙沼の未来を考え、子供たちの未来を守るため働く世代、子育て世代(20代~ 40代)がこの地に残り復興・再建をするお手伝いをしたいと考えています。
【インターンプロジェクトの内容】
聖敬会では、夏にかけて子供向けイベント、 夏祭りのご依頼を受けています。中には、今まで他の団体がサポートしていましたが、 多くの団体が撤退してしまったため当団体に依頼を頂いたり、人手が足りず、 イベント開催が困難になっている方へこちらからお声を掛け、 お手伝いする場合などもあります。
今シーズンでは、当団体主催の子供向けイベント4回、小学校・ 仮設住宅向けイベント1回、 児童館夏祭りサポート1回がすでに決定しています。中でも8月27日に行う小学校・仮設集宅向けイベントは、 上方落語家の4代目桂春團治さんをゲストに迎える事が決定しています。
このイベントの目的は、 小学生と周辺仮設住宅とのコミュニティ構築です。仮設住宅は、その中のコミュニティ構築も話題になっていますが、 それ以上に地域住民、 周囲の他の仮設住宅とのコミュニティが円滑でないことが聖敬会では問題だと考えています。
これまでも数回、複数の仮設住宅合同イベントを行っていますが、 やはり、壁があります。今回は小学生との異世代の交流を目的としつつも、 更に仮設住宅間コミュニティ構築も目的としています。
もちろん、上方落語を小学生が体感することで「 話を聞くことの学習」になる等、沢山の目的があるイベントです。今回は、小学校との交渉、 仮設住宅の皆さんへの説明、会場準備、当日のボランティアさんの調整等、 全てをお任せします。被災地では、 落語というとご高齢の方を対象としたイベントととらわれがちですが、 誰もやったことがないイベントをプロデュースしませんか?
また、代表の熊谷さんは丸光食品の専務取締役でもあります。丸光食品が秋に再稼働させる工場の様々な立ち上げの業務にも携わっていただけます。
■活動地域
気仙沼市内及び宮城県内(主に仙台)・岩手県一関市・全国イベント(催事での物販)
■スタッフに期待する成果と業務内容
【成果】
今までにも多くのイベントを主催したり参加したりしてきましたが、これから夏に向け夏祭り等のイベントが数多くあります。その際の準備・当日・後かたづけに関わる様々な事があります。これらのイベントを成功させること。
【役割】何事にも自ら進んで積極的に行って頂きたいと思います。行動や考えを積極的に発言することが重要だと考えます。
■歓迎する人材
どなたでも被災地に思いがある方や、 私どもに手を貸したいと思ってくださる方。
パソコンが得意という方も大歓迎です。
免許は持っている方を優先します。
■活動期間と人数
※詳細は個別にお尋ねください。
■団体名
気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会(株式会社丸光製麺)
■関連URL
http://ameblo.jp/kesemnumaseikeikai/
代表者紹介
熊谷 敬子 (気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会 代表理事/株式会社 丸光製麺 専務取締役)
東京生まれの東京育ち、気仙沼へ嫁いで12年目、嫁ぎ先が創業54年になる丸光製麺㈱、主人は三代目、代表取締役社長。震災翌日に再建を決め、丸光ののれんを揚げるため現在奮闘中。絶対に諦めない!という強い意志のもと、家族のため・丸光スタッフのため・地域のために頑張ってます。同時に地元ボランティア団体の理事長を兼務、被災者の支援活動にも従事。