プロジェクト
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2014/06/07 更新 |
復興まちづくり推進力!となるコミュニティスペースを運営!|ラムズ
復興まちづくり推進力!ラムズ
■プロジェクト概要
ラムズは、「南三陸町の復興のお手伝いを行う町民・個人ボランティア」を主体としたネットワークである戸倉自治協議会の事務局から立ち上がった団体。
「押し付け」ではなく、被災した方に寄り添う様々な支援を実施してきました。
例えば、戸倉にある「小屋っこ」。震災後、住民達は仮設住宅避難者と在宅避難者に分けられ、コミュニティが分断されてきました。仮設住宅内に設置されている談話室は同じ仮設住宅の住人同士は使用できますが、他仮設住宅や在宅の方なんどは使いにくく、同じ地区に住んでいるにも関わらず交流が無い状態となっています。そこで、この「小屋っこ」を代用リビングとして使用。地域の様々な世代の方のつながりを作るコミュニティサロンになっています。
また、この小屋っこ内において、仮設住宅に住むお母さんたちの製作した商品を置く物販スペースも作っています。小屋っこに限らず、外部への販路開拓も視野に入れ、「仮設住宅のお母さんの手仕事」を支援する事で、被災者の自立的な復興を目指しています。
団体名でもある「ラムズ」は、元々は避難所の看板犬ラムズの名前から取りました。緊急避難を余儀なくされている避難者達に、一日10回以上の散歩に連れ添い、避難者の歩みに合わせたヒーリングドッグとして活躍する姿に感銘を受け、「ラムズ」を名誉会長に迎え団体名にしました。地域の課題を解決するために、被災者それぞれの歩みに合わせた寄り添う形の復興を実現するために、復興まちづくりの推進力になるべく活動しています。
■活動地域
南三陸町
■スタッフに期待する成果と業務内容
【インターンプロジェクトの内容】
ラムズの「期間限定の職員」として地域の交流と外部の支援マッチングを行う土台作りを実施します。ラムズの仕事は現在、多岐に渡っており、皆さんには団体運営のために必要な様々な仕事を担当して頂きます。
①小屋っこをより地域に貢献するスペースとするための改善提案を実施。
現在でも多くの地域の方に利用されている小屋っこ。今後も更に多くの方に利用してもらうために利用者の方の声を運営に反映させたり、客観的な属性集計などを行います。
例えばアンケートの作成・実施・集計作業・分析を通して、小屋っこがより地域の方に愛されるスペースとなるよう提案を行うなどです。また小屋っこ内に設置されている物販ブースの売り上げ集計も実施。「仮設住宅内の手仕事」を更に加速させる後方支援に取り組みます。
②物販のニーズを把握し、商品開発に参加する。
①で行った分析や、実際に利用者の方などと触れ合う事で、ラムズの方向性や大切にしているものを体感したら次は「更に物販の売り上げを上げる為の商品開発」に参加します。単に売れるものを作るのではなく、製作者であるお母さんたちにも寄り添い、全員に貢献する提案をするためには、渡辺代表の想いを深く理解し、①で多くの事を吸収する必要があります。
③寺子屋での学習室管理及び指導。
ラムズでは小屋っこの他に「寺子屋こうやくん」というコミュニティスペースも実施しています。最近出来たばかりのこのスペースでは今後、地域住民向けのイベント等を企画していく予定ですが、このコミュニティスペースの管理を担います。
④ボランティアの受け入れコーディネート業務。
ラムズにはたくさんのボランティアの申し出があります。せっかくお手伝い頂けるボランティアさんの得意不得意を見極め、ラムズとして推進したい事業にボランティアさんの力を活用するボランティアコーディネートを担います。
【インターン生に期待する成果】
地域の方と仲良く交流する。
埋もれているコンテンツを掘り起し、
復興まちづくりの推進力となるべく必要とされるあらゆる業務を行う。
■歓迎する人材
順応性重視、しっかり挨拶が出来る明るくフレキシブルな対応に混乱しない方。運転免許必須。エクセルが出来る程度のPCスキル。
■活動期間と人数
※詳細は個別にお尋ねください。
■団体名
ラムズ
■関連URL
http://www.minamisanriku-lambs.com