プロジェクト

2014/06/07 更新

いわきオーガニックコットンプロジェクト|NPO法人ザ・ピープル

コミュニティ×農業

■プロジェクト概要

NPO法人ザ・ピープルは、20年前から古着リサイクル事業に取り組んでおり、いわき市内を中心として集まってくる古着の90%以上を再資源化していた。
東日本大震災後の2011年7月、株式会社アバンティを中心に津波による塩害で作物が育ちづらくなった土壌でも栽培可能なコットンを活かした「東北オーガニックコットンプロジェクト」が始動。いわきでの被災者の仕事を生み出すために、ザ・ピープルとしても栽培事業を手がけることとなった。これまでの古着リサイクル事業の延長線上で、栽培からリサイクルまでが輪になると、環境教育にもなり、人の手間が必要な栽培作業によって、農家だけではなく、仮設住宅に住んでいる避難者や地域の中でお手伝いしたい人、援農バスツアーでくる都会の人たちも、1つの作業を通して、新しい人の繋がりが出来る。被災地として、復興のための市民の動きを作りながら、一過性の外部者支援ではなく、地域に根ざした、雇用を生み出すところまでの支援を進めていく予定である。現在は、オーガニックコットンを使った製品もできつつつある。

■活動地域

福島県いわき市

■スタッフに期待する成果と業務内容

今回のプロジェクトでは、次の春に向けたオーガニックコットンを栽培する畑の整備を行うとともに、春からの次のシーズンに向けた計画づくりを実施する。日々仕事に追われる中でも、将来の目標に向けて毎回の振り返りや次への計画が求められている中で、今回インターン生のみなさんが取り組むことで、より将来の取り組みを加速させることが求められている。

■歓迎する人材

準備中

■活動期間と人数

1〜2名。

■団体名

NPO法人ザ・ピープル

■関連URL

http://www.iwaki-j.com/people/

代表者紹介

吉田 恵美子 (NPO法人ザ・ピープル 理事長 いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター センター長)

奈良女子大学文学部史学科卒業後、中学校教諭を経て平成2年に任意団体ザ・ピープル設立に参加。平成16年NPO法人格取得に伴い、理事長就任。古着リサイクルの実践活動と障がい者福祉・海外支援・社会教育・まちづくりなどの活動を連携させながら、住民主体のまちづくりを展開すべく奔走。東日本大震災以降は、御用聞きスタイルでの救援物資配布、自炊による炊き出しなどでの避難所支援を実施した後、いわき市社会福祉協議会の支部機能を持つ場として「いわき市小名浜地区災害ボランティアセンター」を開設する。2011年8月からは「いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター」として、地震・津波・原発事故に伴う被災者支援事業を実施、住民同士の交流サロンを開催している。

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