プロジェクト

2014/06/07 更新

東北の子ども達に新たな繋がりを!東北×沖縄の新規プログラム事務局プロジェクト|つなプロ気仙沼

■プロジェクト概要

気仙沼地区で震災直後から避難所の支援を実施してきた「つなプロ気仙沼」。つなプロ気仙沼では、「地域の自立を陰ながら支える」事を大切にしています。

「復興の主役は、あくまで“地域の人”。」地域の方が、自分たちの未来を自分たちの力で切り開けるように、サポート役に徹しながらこれまで下記のことに取り組んできました。

①島民及び気仙沼市住民へのアセスメント
アセスメントとは、直訳すれば「評価」。「これ以上、被害を拡大させない」事をミッションに、震災直後に避難所を回り、様々な事の調査・評価してきました。

例えば、

 [1] 避難所の施設面の評価(トイレの数は十分か、障がい者・高齢者に配慮されているか、精神的ストレスを与えないプライバシーが確保されているか等)

 [2]避難している方のスペシャル・ニーズの調査(糖尿病で特殊な薬を必要としている、外国人で言葉が分からず支援が受けられていない、子どもが情緒不安定になっており専門医にみてほしい等)

という行政だけでは把握しきれない「少数派の問題」を抱えている方がいないかを探し、解決できるNPOや専門家に連絡。解決を図るという活動を、ボランティアを主体として民間で取り組みました。

避難所でのアセスメントを終了した後も、住民たちのニーズ把握と問題解決のための企画を運営。またその家庭で住民自らがそれらに主体的に取り組めるような機会創出と仕掛けづくりを実施してきました。

②コミュニティ誌の発刊・取材・構成・編集
・震災後の混乱から、住民のニーズが行政に伝わりきらなかったり、また逆に必要な情報が行政から住民に届かなかったりという状況がありました、そこで、行政と住民の想いの乖離を和らげるべく下記の事を実施しました。

[1] 住民の民意・ニーズを拾い集め、その問題を解決出来る組織や団体、人に情報を繋げる。

[2]行政や企業等から出されている情報を、その後対象者がスムーズに行動に移せるようなものに編集、加工する。

・情報を知らない、読めない、理解できない、また実行できないなどの情報マイノリティにとっても有益となるよう、最終受益者に目を向けた情報の提供を行う。
・島民の島を想う気持ちを解き放ち、島民一丸となって今後の島づくりに参画できる気運をつくる。

※「つなプロ」は、「被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクト」として被災地の各地で活動を実施しました。つなプロ気仙沼は、この合同プロジェクトの気仙沼地区を担当したチームです。
つなプロの活動詳細につきましては、下記のページをご覧下さい。

<A Href="http://www.hnpo.comsapo.net/portal/tsuna-pro/portal.index" Target="_blank">つなプロ詳細はこちらから</A>

■活動地域

宮城県気仙沼市

■スタッフに期待する成果と業務内容

■気仙沼大島の子ども達が世界と繋がるプログラムの仕組みづくりを実施!

1月に実施した、気仙沼大島の子ども達を対象とした県外ツアーを今年の夏休みにも実施する予定です。
今回、インターン生には、1月に実施したツアーの成果検証、改善提案、また夏休みに実施する2回目のツアーに向けた企画準備を担って頂きます。

今回の気仙沼のインターンシップ期間だけに限らず、夏休みに向けても沖縄スタッフとして継続的に関わって頂ける方を優先いたします。(沖縄での活動頻度は、インターン生の希望を考慮して決定致します。)

【STEP1】気仙沼大島について、徹底的に詳しくなる。
つなプロ気仙沼は、住民を陰から支える存在として活動を行ってきました。「陰から支える」ためには、自らも当事者意識を持ち、徹底的に住民の気持ちに寄り添う事が大切です。気仙沼の住民の事をよく理解し、その方々と共に活動していくために、地域の方と積極的にコミュニケーションを取りましょう。

【STEP2】ツアーに参加した子ども達・親などにインタビュー。
ツアーに参加した子ども達に対して、参加者インタビューや親へのヒアリングを実施します。既に実施したアンケートなどを元に、更によいプログラムにするためのリサーチを実施します。

参加した子ども達だけではなく、それを支えた方たち多くの方にインタビューし、必要な情報をまとめる期間です。

【STEP3】次回に向けた提案をまとめる。
集めた情報を元に、次回はどのようなプログラムが良いか、提案をまとめる期間です。また継続的に関わる方法についても提案をお願い致します。

■歓迎する人材

・インターン修了後も自分の出来る範囲で関わり続ける意思がある方。
・常に被災地、被災者を見つめ、寄り添うことができる方。
・あくまでも被災者が主役だという意識を持って活動できる方。
・島民や関係する方に感謝の気持ちを持って活動をできる方。
・人とコミュニケーションをとることが好きな方。
・行動していくなかで、自らの成長や変化に対応できる志向を持っている方。
・どんな環境下でも、自然とたわむれることができる方!

■活動期間と人数

1名(※沖縄在住の学生に限ります。)

■団体名

つなプロ気仙沼

■関連URL

http://www.hnpo.comsapo.net/portal/tsuna-pro/portal.index

代表者紹介

川崎 克寛 (つなプロ気仙沼 代表)

渡米留学後、㈱ワールドを経て独立、E-planning代表。地域おこしプロジェクトや、インターンシップ事業などに参画。東日本大震災後、つなプロエリアマネージャーとして気仙沼地区を担当。気仙沼大島の約1,000世帯を対象に全島アセスメントを実施し、支援が及ばない人たちの生活を支えるネットワークをつくることに奔走。

右腕に応募する

 

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みちのく仕事-東北の復興と仕事と人のストーリー

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