プロジェクト
2014/06/07 更新 |
草の根の街づくり | ISHINOMAKI 2.0
石巻は生まれ変わります。3.11前の状態に戻すなんて考えない。昨日より今日より、明日をよくしたい。自由闊達な石巻人のDNAで全く新しい石巻にならなくてはならない。石巻2.0。私たちは新しい石巻を草の根的につくります。
■プロジェクト概要
ISHINOMAKI 2.0は東日本大震災を経験した石巻というまちを、震災前の状況に戻すのではなく、新しいまちへとバージョンアップさせるために2011年6月に設立されました。メンバーには地元の若い商店主やNPO職員をはじめ、建築家、まちづくり研究者、広告クリエイター、Webディレクター、学生など様々な職能を持つ専門家が集まっています。
震災後、ジャンルに縛られない多種多様なプロジェクトを実現させてきました。石巻に元からあるリソースを丁寧に拾い上げ、全国のありとあらゆる才能と結びつけて今までになかった新しいコミュニケーションを生み出しています。
ISHINOMAKI 2.0は常にオープンな集団です。石巻の内外の人々を巻き込みながら、すべての人がまちづくりの主役となるような仕組みをつくりだそうとしています。石巻のバージョンアップが、日本のバージョンアップのモデルになることを目指しています。
ISHINOMAKI 2.0に参加していただくインターンの方には、我々が実践する草の根的な街づくりプロジェクトに企画段階から関わっていただきます。
■活動地域
宮城県石巻市
■スタッフに期待する成果と業務内容
復興に向けて様々な取り組みを実施してきたISHINOMAKI2.0ですが、震災から2年が経とうしている中、「復興のまち」から、「学びのまち」へと変革を遂げようとしています。
「被災地を視察する」ためではなく、「学びのまちに来る」、そんなまちづくりを実施するためISHINOMAKI2.0がプラットフォームづくりを行い、他団体と恊働しながら《石巻学校》構想を推進しています。
現在は、2013年4月のスタートに向けて準備を行っています。例えば、地元の方を対象にしたワンコイン英会話や、慶應義塾大学とコラボして実施している「慶応義塾大学SDM×ISHINOMAKI 2.0イノベーティブ合宿」などです。
<A Href="http://ishinomaki2.com/2013/01/17/keiosdminnovative/" Target="_blank">上記のイベントの詳細についてはこちらをご覧下さい。</A>
そして3月9日には、石巻学校について東京での初お披露目である展示会が開催されます。今回インターン生には、この展示会の準備をISHINOMAKI2.0の方とともに担って頂きます。
学びのまちとして新たにブランティングしていく石巻の、「どんな姿を」「どのように」伝えていけば良いか。使用する写真・インタビュー記事などの素材集めと選定や、実際に展示会で使用するパネルの製作などをお任せします。
震災後からの石巻の姿、また復興に関わって来た多くの方の姿を大切にしながら、この展示会に期待を寄せる地域の方々と一緒になってプロジェクトを遂行するインターン生を募集します。
また、その他、ISHINOMAKI2.0が運営する「復興民泊(まちなかの空室を利用し、来街者が滞在できる宿泊所)」の整備・運営や、石巻の「街ネタ」を取材し毎日記事を更新する「石巻経済新聞」の記者業務など、メンバーとして様々な業務に携わります。
■歓迎する人材
社交的で明るく、体力のある方。地方都市のまちづくりに興味のある方。
■活動期間と人数
1名。
■団体名
一般社団法人ISHINOMAKI 2.0
■関連URL
代表者紹介
小泉瑛一 (一般社団法人ISHINOMAKI 2.0 理事/オンデザインパートナーズ)
1985年生まれ。2011年より一般社団法人ISHINOMAKI 2.0理事。2012年よりオンデザインパートナーズ所属。