プロジェクト

2014/06/07 更新

学習支援を通じて子どもの力を応援する仕組みづくりに挑戦!|NPO法人底上げ

■プロジェクト概要

NPO法人底上げは、震災直後から被災地での活動を行っています。2011年3月19日から被災地に入り、物資の配給や泥かきのボランティアなどを実施しました。
その後、任意団体「底上げJAPAN」を設立。それまで行ってきた支援に加えて、避難所の運営管理、ボランティアコーディネート、ボランティアの宿泊施設運営、寺子屋の運営など様々な活動に従事してきました。
狭い仮設住宅には勉強机を置けるスペースもなく、落ち着いて勉強出来る環境もありませんでした。そこで仮設住宅の集会所や、地域のコミュニティスペースを借り、学習面をサポートを実施しています。

■活動地域

宮城県気仙沼市

■スタッフに期待する成果と業務内容

■生徒一人一人に合わせた「パーソナルシート」を作成する!

現在、底上げが関わる子どもの数は30名弱。週2回、2カ所で学習支援を実施しています。

底上げスタッフのみならず、東京や仙台などからも大学生ボランティアが訪れ、先生役となって学習指導を実施していますが、短期的な関わりとなる方が多く、「一人一人の個性に合わせて、じっくりと指導する」という事が難しい現状にあります。

そこで今回のインターン生には、生徒とじっくりと関わり、個性に合わせて「短期目標」を設定、それをまとめる「パーソナルシート作成」のミッションを担って頂きます。

単に学力を向上させるための短期目標だけではなく、例えば勉強が苦手な子に対しては、「まずは5分、机に向かってみる」等の目標を設定し、それをボランティア大学生、メンバー間でシートを使用して共有。

その場にいる全員でその生徒の目標達成を応援出来る仕組みを作ります。

また、短期的に関わるボランティア学生にそのシートを共有することで、関わる生徒の個性をいち早く掴んでもらい、学習支援の時間がこれまで以上に生徒にとって良い時間になる事も目的としています。

塾や家庭教師などの指導経験がある方や、経験が無くても学力だけではなく子どもの個性や可能性に対して一緒になって応援していきたいと思う方を募集します。

■歓迎する人材

・一人一人と向き合える方。
・子どもの学習支援に関心がある方。
・子どものそれぞれのペースに応じた学習スタイルに理解のある方。
・人とのコミュニケーションが好きな方。
・主体的に行動を移せる方。

■活動期間と人数

1名。

■団体名

NPO法人底上げ

■関連URL

http://www.sokoage.org/

代表者紹介

成宮崇史 (理事、現地事務局長)

2002年 都立青山高等学校卒業

2006年 立教大学コミュニティ福祉学部卒業
大学在学中より埼玉の児童養護施設にて児童指導員の非常勤職員として勤務。
大学卒業と共に同施設に正職員として勤務。
その後、飲食店経営を目指してカフェやバーにて勤務を行う。
 
2011年3月11日 大震災
2011年8月9日  全ての仕事を辞め初めて宮城県気仙沼市に市社会福祉協議会を頼り
ボランティア活動を行うため来る。

個人でテント生活を続けながら、瓦礫撤去、解体作業、泥だし、ヘドロかき、草刈り、道
路の整備、写真・拾得物の洗浄などの活動を行い、9月からはボランティアセンターの運
営スタッフとして気仙沼市の活動に従事する。
10月中旬、現底上げ理事の矢部、斉藤に出会い、気仙沼市の住民の方と共に地元に基づ
いた活動を展開する。

11月、NPO底上げとして活動することを決意。ボランティア活動を行いながら、組織
作りに努める。

12月以降、東京から気仙沼市へと住民票を移し、子ども達への学習支援、ボランティア
コーディネートを中心に気仙沼市内にて活動を行い続け現在に至る。

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